怪訝な表情でヒリヒリした顔を掻く女性

敏感肌の方なら、なぜか顔がかゆくなるという事が多いのではないでしょうか。

粉を噴いたり、赤くなったり、カサカサになるのと同じで、肌の痒みもトラブルのサインです。

肌トラブルには原因がありますので、まずは原因を知ってスキンケアの改善に役立てて下さいね。

1つだけじゃない!肌がかゆくなる原因とは

不安げな表情で肌トラブルを確認する女性

肌のかゆみを伴う原因の多くが、皮脂やセラミドの細胞間脂質などの減少によって、肌のバリア機能が低下してしまい、これにより紫外線などの外的刺激からの影響でかゆみを生じます。

またその他にも、乾燥することで弱酸性だった肌がアルカリ性に傾いてしまうため、細菌が増殖しやすくなる肌状態になってしまうのも、かゆみを生じる原因の一つです。

注意したいのは、痒いからといってかいてしまう事です。

肌が傷つけられる恐れがあるのはもちろん、それだけではなく、掻いてしまうことでヒスタミンという物質を誘発するので痒みが増してしまいます。

刺激や肌に合わない成分が原因で痒くなっているかも

化粧品のシルエット写真

ここまで、かゆみの原因について少しお話しましたが、強い刺激を与えることで肌が傷つきバリア機能が低下してしまい、抵抗力が失われることであらゆる刺激物に肌が耐えられず、かゆくなりますし、肌に合わない成分がかゆくなる場合もあります。

ここで、代表的な皮膚に炎症を起こす可能性のある成分を紹介します。

  • メチル
  • エタノール
  • ブチル
  • プロピル
  • エチルパラベン
  • フェノキシエタノール
  • ハイドロキノン

最近ではあまり見られなくなりましたが、プロピレングリコールなんかも刺激が強いので注意しましょう。

かゆみを防ぐスキンケアの見直しポイント

人差し指で解決策を示す女性

頬がカサカサしてかゆい、
など乾燥からくるかゆみに悩まされることが多いのではないでしょうか。

それを防ぐため、一度スキンケアの見なおしが必要だと思います。

様々な要因はありますが、中でも洗顔方法、スキンケア方法が大部分を占めています。

スキンケアで多くの方が勘違いされる保湿。

保湿とは、本来肌に水分を与えるのではなく保湿成分を与えることでいまの肌質を改善し、肌の水分を維持させることなんです。

ですので、まずは保湿成分をしっかりと補給してあげて、バリア機能を回復させてあげることが第一歩。

そして、次に肌本来の保水機能、バリア機能を高めてあげることなので洗顔や化粧水などのスキンケアの見直しが必要になってくるんです。

保湿だけじゃ補えないのが皮脂の奪い過ぎ

顔のカサカサを鏡で気にする女性

保湿はお肌にとって欠かせないことの1つですが、いくら質の良い保湿をしていても皮脂を奪いすぎていては十分に効果が発揮されないので保湿だけで補おうとするのは間違い!

皮脂を余計に奪ってしまわないよう、

  • 刺激となる成分をさける
  • 洗浄力の強い洗顔を避ける
  • 時間をかけて洗顔する
  • 熱めのお湯で洗わない

など皮脂を奪いすぎないことをしっかりチェックして、余分な皮脂だけを落としてあげてから保湿してあげることが大切になります。

皮脂の奪い過ぎを防ぐのはクレンジング・洗顔石鹸の役割

クレンジングを手のひらに取り出している写真

余分な皮脂や汚れを落とすのに必要なクレンジングや洗顔石けんですが、注意しなげればならない皮脂の奪いすぎ。

ここまでお伝えしてきた通り、肌の健康を守る役割の皮脂の奪いすぎを防ぐのがポイントです。

本来、クレンジングは油性の化粧品を落とすのではなくて、浮かせる、乳化させることです。

洗顔フォームや洗顔石けんはその浮いた化粧品の汚れやホコリ、古い角質などを落とすことです。

刺激になる洗浄力の強いクレンジングなどは脱脂力が強く皮脂を奪いすぎるので、極力脱脂力の低いものを選ぶようにするのが大切。

脱脂力の強いものは確かに「すっきり!」と洗った感が味わえるのがほとんどですので、気持ち良い気持ちはわかりますが、肌にかなりの負担を与え、皮脂をうばうことで老化へ近づけてしまっていることを忘れずに。

乾燥がヒドイ時の応急処置。夜はワセリンで防ぐ方法

頬にワセリンの塗る女性

内側から乾燥対策やセラミドを増やしてあげることは大前提ですがそれでも乾燥がひどくてどうにもならないときは応急措置としてワセリンを使用してあげるのも1つの方法。

ワセリンには皮膚をしっかりコーティングしてくれて、水分が蒸発しないように守ってくれる効果があります。
さらにはお肌に刺激を与えることなく使えます。

一方でつけ過ぎたりするとベタつきを感じられることもあります。

3種類あり、聞き慣れた白いワセリン、白いワセリンの不純物を精製したものがプロペト(紫外線により酸化してしまうので場合によってはダメージになる。)さらに高純度がサンホワイト。

ワセリンだけ使うのは乾燥が進んで敏感になってひどい場合のみで、あくまでワセリンは油分の膜をはり、水分蒸発を防ぐだけなので、乾燥肌の改善にはならずあくまで応急措置的に使います。

角質層自体の水分保持力を取り戻すには根本的なところから改善を。

痒みを予防する保湿化粧品選びのポイント。

考える女性

かゆみを伴うのは主に乾燥がほとんどですので、
ポイントとしては「奪い過ぎず」「しっかり水分を保ってあげる」ことです。

もちろん、水分量は低いわけですから内部から角質層自体の水分保持力を上げたりすることも必要にはなってきますよ。

アミノ酸やグリセリンなど配合された保湿剤は外気の水分を吸着し保湿する成分です。

コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などは肌表面や角質層で水分を抱え込んで保湿する成分です。

セラミドやスフィンゴ脂質などは水分を挟み込んで保湿する成分です。セラミドは天然セラミドかヒト型セラミドを選ぶようにするといいですね。