リビングで考える女性

年齢を重ねるにつれて、お肌のうるおい不足を感じるので基礎化粧品の重要性も高まってきます。

しかし、肌が敏感だと塗るものつけるもので、ヒリヒリしたり赤くなったりブツブツが出たり...
必要だけど保湿化粧品や洗顔料が肌に合うか合わないか、ベストなアイテム選びには頭を悩まされますよね。

こちらでは、そんな敏感肌の基礎化粧品の選び方と、肌荒れを予防するうえでスキンケアで大切なポイントをご紹介します。

敏感肌の基礎化粧品の選び方

笑顔の♡

敏感肌とは、外部刺激によるヒリヒリやかゆみなどを過剰に感じる肌のことで、ちょっとした刺激でも反応するので敏感肌では保湿化粧品はもちろんのこと、肌に触れる基礎化粧品の選び方には十分に注意したいもの。

添加物など刺激になる成分が配合されていないのはもちろんですが、敏感肌の方は、セラミドが多く配合された基礎化粧品を選ぶことをおすすめします。

また、肌のバリア機能が低下するとコラーゲンやヒアルロン酸の減少にもつながりますためコラーゲンやヒアルロン酸配合のものもオススメ。

でも与えるだけで肌をうるおすのは難しい。

ただし、与えるだけではなかなか肌の改善は難しいです。

まずはクレンジング
夜のスキンケアは、メイクを落とすところから始まりますよね。

クレンジングで必要以上にオフしてカサカサになると肌の抵抗力を弱めてヒリヒリしたり赤くなったりしてしまいます。
すると、その後の化粧水なんかがピリッとしたりトラブルの原因に。

クレンジングは肌を守る。という発想で選ぶことで保湿も変わる

敏感肌は必要以上に洗わないようにダブル洗顔もおすすめしませんが、クレンジングでメイクをオフするという目的と同時に、肌を守る。
という発想が大事です。

なので、必要以上に洗って肌バリアを損なわないためにも、
まずはスキンケアの最初のステップであるクレンジングについてご紹介しますね。

敏感肌をさらに悪化させる原因となるクレンジングの洗浄力の強さと肌への負担の違い

注意マーク

クレンジングの種類による一般的な特徴をご紹介します。

ミルク系

肌への負担は軽いですが、洗浄力が低すぎて対応できるメイクが少ない

ローション系

界面活性剤のみで洗浄するので低い洗浄力の割には肌への負担は大きい

ジェルやリキッド系

基本的にはローションタイプにゲル化剤を加えたもの

クリーム系

主成分のオイルによっては優秀のものもありますがお風呂場では使えない

オイル系ジェル

ミネラルオイルをジェル化したものが主流なので乾燥しやすい

炭化水素油系オイル

ミネラルオイルなどを主成分とした一番一般的で強力なクレンジング

エステル系オイル

炭化水素油系よりは肌への負担は低いですが、脱脂力が高めで乾燥肌や敏感肌など肌がよわいなら不向き

油脂系オイル

皮脂と同様のオイルなので高めの洗浄力だけど乾燥せず肌への負担は少ない

クレンジングはメイクに合ったものを選ぶのが大事ですが、
敏感肌なら特に注意したいクレンジングについて、いくつか詳しくご紹介していきますね。

ミルクは肌には優しいけど、洗浄力が低すぎます

メイクに馴染ませているミルククレンジング

ミルククレンジングの構成はほとんどが水分でできていて油分は少しの配合構成になっています。

ですので脂汚れにはオイルタイプに比べて効果を発揮できずに洗浄力がかなり低いため薄いメイクにしか対応できません。

クレンジングは水分と油分を乳化する界面活性剤がメイクを落としています。
クレンジングクリームは逆に油分が主成分で水分を加えることでオイルの脱脂力を緩和させています。
肌への負担は比較的低いですが、なかでもミネラルオイルを主成分としているものは乾燥しやすいです。

ふき取りクレンジングは、面倒な時でも敏感肌なら止めるべき

メイクをふき取ったコットン

ふきとりクレンジングは一見手軽で簡単にメイクを落とすことができ忙しい時なんかにはとても重宝します。 しかし、ふきとりクレンジングは洗浄力が高いものがほとんどで、なおかつ拭き取るわけですから摩擦による刺激も普通のクレンジングに比べ高まるというリスクもあり、健康な肌でも基本的には避けたいものです
肌が弱いならなおさらです。

手軽に使うことができますが「メイク落とすの面倒だなぁ」とか「疲れて眠いよ~」という時でも、肌が弱い敏感肌なら使わない方が良いでしょう。

リキッドやジェルは洗浄力が比較的高くはないのに肌への負担が大きい

クレンジングジェルがメイクに馴染んで浮いている

リキッドやジェルクレンジング剤は成分自体はあまり大差がありません。

リキッドクレンジングは水分を主体に界面活性剤の力でメイクの油分を落とすクレンジングで、ジェルはジェル化剤を加えたもので、違いはここにあります。

リキッドを固めたのがジェルクレンジング

水っぽいリキッドクレンジングにジェル化剤を加えることで粘性をあげて液だれを防止したのがジェルクレンジング
なのでクレンジングの成分構造はあまり差がありません。

これらのクレンジングは本来油を溶かせない水分に油分を無理に溶かしこんでいます。

洗浄力があまり高くないものが多く、クレンジングに時間がかかって余計に負担を与えてしまったり、濃いメイクだとしっかり落とせないなどのデメリットがあります。

さらにクレンジングに時間がかかるとそのぶん、お肌に必要な保湿成分や油分が奪われてしまうことにもなります。

敏感肌にホットクレンジングはおすすめしない。

クレンジングのなかにはホットクレンジングというものがあります。
ポカポカする温感マッサージが肌をほぐしてくれて、毛穴ケアに人気ですよね。

ホットクレンジングの主成分にグリセリンなどの成分を多く配合していて、水分を吸収したときに起こる発熱反応を利用したもので、水分の混ぜかたでものすごく熱くなったり、温感効果でヒリヒリしたかゆみがでたりすることがあるので敏感肌にホットクレンジングはあまりオススメできません。

油汚れであるメイクはオイルで浮かすのが一番負担が少ない?

髪をまとめて洗顔する笑顔の女性

多くの方が一度は使ったことのあるオイルクレンジングですが、メイク落ちが良い反面、肌負担を気になってあまり良いイメージを持っていない方も多いと思います。

クレンジングは、オイルの配合が多いほど油汚れを浮かす働きが強く、界面活性剤が多いほど洗い流す働きが高くなります。

しかし、クレンジング剤の肌への負担だけで考えればオイルが一番大きいのもまた事実
とはいえ、メイクが濃いのに浮かす働きの弱いミルクなどを使えば擦る力が働いてしまい逆効果にも

オイルクレンジングのオイルにも種類がある

メイクなどの油汚れはオイルで浮かすのが一番負担が少ない、と一概には言えませんが、
オイルはオイルでも浮かす働きが強く肌に負担にならない油脂系のオイルもあったりするので、メイクが濃いならそのようなオイルを使う。

薄い場合はミルクなどのクレンジング剤の肌への負担を考えたクレンジングにするなど、その時その時のメイクによってクレンジングを変えてあげるのも敏感な肌を守る一つの方法です。

市販のオイルは「ミネラルオイル」が主成分なので肌が弱いなら避けるべき

複数の化粧品ボトルのシルエット

市販で売られているクレンジングオイルの多くは石油由来の界面活性剤です。

石油由来の界面活性剤で作られたオイルは洗浄力は高く濃いメイクでも簡単に落とすことができますが、脱脂力の高いミネラルオイルが主成分なので、肌には大きな負担になってしまうだけでなく刺激も大きいです。
そのため乾燥肌の原因にも繋がります。

ですから、実は健康な肌でもあまりよくありません。
ましてや肌が弱いならダイレクトに受けてしまうため負担や刺激が倍増してしまうため敏感肌やアトピーなど肌がよわいなら避けるべきです。

しっかりメイクする方に一番良いのは油脂系のクレンジング

オイルにはいくつか種類があります。

  • 油脂
  • エステル
  • 炭化水素

の3つで、
中でも「油脂系クレンジング」はオイル特有の高いメイク落とし力を持ちながら、肌に必要な保湿成分や油分は適切に残しつつ洗えるという非常に優秀なクレンジングです。

油脂というのは植物由来のオイルのこと

油脂というのはオリーブや馬油などの植物油のことで、メイクの洗浄力は高めですが、脱脂力はそこまで高くないのでお肌への負担がほとんどありません。

アトピー肌や敏感肌でも問題なく使えるものがほとんどです。

油脂は肌を守る保湿成分としての働きも

油脂は肌を守る皮脂の主成分で肌に残った少しの油脂はそのままお肌の保湿成分として働いてくれます。

ただ、注意しなければならないのは油脂は酸化しやすいため界面活性剤が入っていない食用油のように多量に肌に残ったうしまうのはNGです。
酸化しにくい脂肪酸を多く含む酸化安定性の高いものをオススメします。

乾燥や刺激から守る保湿成分のなかで一番オススメの成分

Good, Better, Best

ここまでスキンケアのファーストステップであるクレンジングについてご紹介してきましたが、クレンジングで肌を上手にリセットして整えてあげた後は、保湿化粧品の出番です。

保湿するうえで、敏感肌が注目したいスキンケア成分のなかで一番オススメな成分はやはりセラミドです。 セラミドは、肌の表面の角層で肌のバリアの役割を担っている成分なので、肌の奥に浸透する必要はなく、他の成分と比べ、浸透力の低い化粧品で補給したとしても十分に効果を得やすいです。

セラミドは肌荒れから守ってくれる成分

また、刺激にならずに安全性も高い成分ですので、敏感肌はもちろんのこと、かゆみなどを感じやすいアトピー肌にも安心して使える成分です。

セラミドは肌のバリア機能を補助して肌荒れから守ってくれる成分なんだという感覚で、セラミド配合の化粧品を使えば、お肌の調子が良くなるはずです。

セラミドが不足すると肌は荒れやすくなりトラブルを起こしやすい

困った顔

セラミドが不足すると肌荒れやトラブルを起こしやすくなります。
なかでもアトピーや敏感肌のひとは生まれながらにお肌のセラミドが少ないといわれています。

セラミドというのは、肌の角層にある細胞間脂質を構成する物質のことで、皮膚の角層同士の隙間を埋める細胞間脂質ですが、セラミドの配列により水と油の層がありミルフィーユ状に構造され、これをラメラ構造と呼び、このラメラ構造があることで油分、水分ともに保たれます。

肌断面イラストでセラミド解説

肌が外からの刺激物質などを通さないのには、このセラミドの配列がきちんと整っていなければなりません。

しかし、このセラミドが不足してしまうと、ラメラ構造が壊れてしまい角層にいろんな化学物質や刺激などが入ってきやすくなってしまいます。
つまり、セラミドは肌のバリア機能そのものといえます。

セラミドを選ぶポイント

セラミド選びにはいくつか注意点があって、まず人の肌には何種類ものセラミドがあるため、一種類だけを補給したからといって足りないセラミドの補槇になるかはわかりません。

ですので、一種類だけを高い濃度で補給するよりもできるだけ多くの種類のセラミドを補給したほうがいいといえます。

セラミド化粧品を選ぶならヒト型セラミド

そのなかで、一番バリア機能の回復に効果的といえるのは、人の肌に存在するものと同じ型のヒト型セラミドです。

なかには、セラミドの構造を真似して作った合成成分が配合された化粧品もたくさんありますが、そこでヒト型セラミドが配合された化粧品を選ぶポイントは、化粧品の成分表示に、

セラミド2やセラミド3など
セラミドEOPやセラミドNPなど

セラミド数字か英語とあるものを選ぶようにするといいです。

敏感肌は保湿化粧品のテクスチャも大切なポイント。

手の甲に乗せた保湿化粧品のテクスチャ

テクスチャにおいては化粧水や乳液などゆるいものより、こってりとしたクリームやワセリン系の方が効果が高いとされています。

さらにゆうと、敏感肌は刺激を感じやすい状態なので配合成分がシンプルか多種かどうかも大切なことのひとつで、配合成分が多ければ多いほど、ヒリヒリやかゆみ、かぶれなどを起こす可能性が高まってしまうためシンプルなほうがいいでしょう。

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まとめ。敏感肌のスキンケアは保湿も大事だけど、クレンジングの選び方も大切に。

アトピーや敏感肌など肌が弱いならクレンジングは肌への負担が大きいものです。

自分の肌質やメイクに合わない間違ったクレンジング剤選びが特に肌荒れをさせる原因にもなるため注意しなければなりません。

クレンジング剤にはいろいろな種類があるので、クレンジングの洗浄力やメイクの濃さなどクレンジング剤の特性を把握しながらちゃんと洗えるけど洗いすぎないものを選ぶようにすれば肌へ負担を与えずにクレンジングすることができ、美肌へと近づきますよ!

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